午前11時の楓温泉郷

ハロヲタのための24のガヴォット第11番変ホ短調 副神経午前11時

 若草の夢(桜田淳子)

airi00112008-07-08


♪もしもこのまま大人になって 
それでも好きならどうするでしょう
幼なじみの二人だけれど 
なぜだか近頃不思議な気持ち
丘若草緑の世界 
息をはずませ二人で駆ける
指をからめて青空見上げ 
恋の芽生えを感じていたの

桜田淳子の1stアルバム ”そよ風の天使”


の B面の2曲目くらいに収録されていました。


作詞は阿久悠 作曲は中村泰二 ですが
47抜き短音階で書かれているためどうしても既存の曲に似てしまう傾向があり
守澤さんの”小生の掲示板”では ”花嫁人形”に似ていると言う指摘がありました。
シングルで出なかったのはそのこともあるんでしょうが
14歳の新人アイドルの曲としては暗すぎるからかもしれません



さてご存知のように
ドラマ”阿久悠物語”に鈴木愛理桜田淳子役で出演することになった。
このアルバムもそうだが当時の桜田淳子の曲の多くを阿久悠が作詞していた。
(ライバルの山口百恵の曲はたいてい千家和也が作詞しており阿久悠は書いていない)
たぶんドラマは当時の映像と交互に使われるだろうが
鈴木愛理の演ずる桜田淳子 というのはタイプが違うだけに楽しみではある
(年齢はちょうど14歳の桜田淳子を14歳の鈴木愛理が演ずることになる)

映画監督 金子修介の情報サイトにもこの件に関する記事がある
http://blog.livedoor.jp/kaneko_power009/archives/50695553.html

>この「淡い蛍光色に光る少女」をお芝居で表現出来る人は誰か、と思った時、
 ℃-ute (キュート)の鈴木愛理がふと浮かんだ。
 顔立ちは違うが、何か共通するイメージがある。
 演技経験は少ないが、キャスティングはトントン拍子に進み、
 鈴木愛理さんが衣装合わせに来てエンゼルハットを被った時、スタッフは皆、納得したのである。
 桜田淳子鈴木愛理を両方とも良く知っている、という人は少ないだろうが、
 双方のファンが喜んでくれるシーンが撮れたと思う。

年齢が35歳くらい離れているので両方をリアルタイムで見てきた人は確かに少ない
しかし 1973年と2007年 レコード大賞の最優秀新人賞を受賞した
そのシーンはどちらも鮮烈に焼きついている