午前11時の楓温泉郷

ハロヲタのための24のガヴォット第11番変ホ短調 副神経午前11時

銀の酸化数

銀は単体(酸化数0)がそこそこ安定で、イオンは1価の陽イオンのみ
つまり化合物中や水溶液中における銀の酸化数は常に+1と考えていい。
名称を書くときに元素名のあとにつくローマ数字も書いてないことが多い。

銀はイオン化傾向が水素より小さいので酸化されにくい
つまり銀の単体が還元剤として働くことは少ない。
逆に銀イオンが酸化剤として働くことのほうが多い。
銀よりもイオン化傾向の大きい金属の単体(たとえば銅)に対しては
銀イオンが酸化剤として働き、還元されて単体の銀になる(いわゆる銀樹)

銀はたいていの酸には溶けないので、銀の可溶性塩としては硝酸銀が唯一のように思える。